志摩市内初! 志摩市認定ジビエ加工施設がオープンしました!

更新日:2023年01月10日

   2月2日、大王町波切に志摩市内初の志摩市認定ジビエ加工施設「ジビエ大王」がオープンしました!  この施設は、大王町の猟友会の会員の皆さんが協力して運営するもので、ジビエとしてイノシシを取り扱っていく予定です。新鮮なイノシシ肉をお買い求めいただけますので、ぜひお越しください。

ジビエ大王についての問い合わせ

0599-72-0501 住所:大王町波切2118番地2    

〇ジビエとは?

 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)です。  狩猟が盛んなヨーロッパではジビエ料理が食文化として育まれ、主にフランス料理で受け継がれてきました。日本ではまだなじみが薄いですが、近年、ジビエを積極的に料理に活用し、消費を拡大していこうという取り組みが各地で進んでいます。  

〇志摩市の取り組み

 志摩市内におけるイノシシやシカによる農作物の被害が多く発生しており、経済的な損失だけではなく、農業を継続しようという意欲が減退するなど大きな問題となっています。このため市では、農家の皆さんが電気柵やフェンスなどの農地の防護資材を設置する場合の補助金や、猟友会が実施する有害鳥獣の捕獲に対する奨励金を交付するなどの対策を講じています。  「ジビエ大王」は、この取り組みの一環として、「志摩市鳥獣に強い地域づくり支援事業補助金」を活用してオープンしました。  志摩市のドングリの木が多い森で育ち、非常においしいと評価されているイノシシが、高級なジビエ食材として地域内に流通し、地域経済の活性化につながることが期待されます。