しま×ひと×つながり No.11 向井 新悟さん

更新日:2023年01月10日

地方創生シリーズ★志摩びとインタビュー しま×ひと×つながり

しま×ひと×つながり

 志摩市の地方創生事業の一環で、志摩市でさまざまな分野で活躍されている「志摩びと」をリレー方式で紹介するコーナーです。このコーナーでは、輝きを放つ「志摩びと」にまちづくりや志摩への思いについてお聞きます。

向井 新悟さんのプロフィール

 南部急送有限会社専務取締役。志摩青年会議所の理事長や志摩市商工会青年部 部長を経験し、地域の消防団の分団長としても活躍されています。「わからん」「知らん」「出来やん」はあまり言いたくない、非常に前向きでやる気に溢れている方です。  

しま×ひと×つながり

志摩ってどんなまち?

  食べ物、特に海の幸がおいしいです。それと人が良いと思います。周りに良い人がたくさんいて、その中で自分が成長させてもらったと感じています。また、素晴らしい先輩方との出会いにも恵まれました。

志摩への思い

 若い頃は10年ほど県外や市外で暮らしていましたが、家業を継ぐために志摩市に戻ってきました。正直、当時は若く、志摩市への思い入れなどは何もなかったですが、商工会青年部や消防団、青年会議所へ参加し、活動していくことを通してだんだん意識が変わっていきました。最初は誘われて参加しているだけだったのですが、周りの先輩方の話を聞いたり勉強したりしながら、志摩市の課題を知って徐々に地域に対する責任感というものが出てきたように思います。他人事だと思っていたのが、意識が変わり「自分もやらないと」と自分事として捉えられるようになりました。

地域の若者に伝えたいこと

 意識を変えるために大切なのは、やはり人との関わりだと思います。人と関わることは、面倒くさいし、しんどい時もありますが、自分の成長につながります。見ているだけ、考えているだけでは何も変わらないし、まず一歩を踏み出して行動してみる。それが失敗に終わったとしても、その経験が自分の糧になるはずです。後輩にもそのことを伝えたいですね。

あなたのまちづくり

 「TOKOWAKA Biker’s MTG(トコワカバイカーズミーティング)」に事務局として参加しているほか、「NPO志摩地域力開発研

究所」の活動に力を入れていきたいと思っています。この団体には青年会議所のOBもたくさん参加しており、昨年10月にはサーフ

ィン大会を実施するにあたり、受け皿として活動させていただきました。今後積極的に活動していければと考えています。

 それと、消防団や厄歳で地元・立神の行事に参加する機会が多くあったことから、改めて地域の祭りや風習などの価値を感じました。昔から伝わる行事には豊作を祈願するなど何らかの意味があり、その一つに地域のつ

ながりを作ってコミュニティを形成するということがあるように思います。消防団や地域の行事への関わりを通して、地域のつながり、人と人とのつながりを作ることに貢献していきたいです。

次の「志摩びと」をご紹介ください

 小森建築の小森一久さんを紹介します。小森さんは磯部町で建築関係の仕事をされている方で、青年会議所のメンバーとしても、日々まちづくりに活躍されています。  

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