12月16日 きんこ焼酎「志州隼人」新酒発表会 ほか

更新日:2023年01月10日

 志摩市のオリジナル焼酎「志州隼人」の新酒発表会が阿児アリーナで開かれ出席しました。  この焼酎は、志州隼人有限責任事業組合が志摩市の特産である干し芋「きんこ」の原料を活用して作っています。主に志摩市志摩町越賀地区で栽培するハヤトイモを煮て皮をむき、天日干しにした加工品「きんこ」を主原料に米麹を使って製造し、通常約4カ月間寝かせてから出荷するそうですが、「志州隼人」は約9カ月間と2倍以上の期間熟成させてから出荷するのも特長の一つです。隼人芋の出来で味が変わり、今年は天候に恵まれたためハヤトイモの出来が良く濃厚な味わいに仕上がったそうです。  

きんこ焼酎「志州隼人」新酒発表会
きんこ焼酎「志州隼人」新酒発表会
志摩産給食 サバの生産者交流会

 志摩産給食 サバの生産者交流会が鵜方小学校で行われ出席しました。  生産者交流会は今年度3回目の開催となり、今日の食材はサバです。生産者の有限会社伊勢志摩冷凍の常務の石川隆将さんにお越しいただき、サバについて話をしていただきました。  石川さんは、漁の方法や、海洋プラスチックなどの自然界で分解できない海洋ごみが増えたことにより、漁獲量が減ってきたことや、サバを食べられるように処理をすると3分の1程度になってしまうことなどをクイズを交えながらわかりやすく説明してくれました。クイズの中には、ザリガニに餌としてサバを与えるとザリガニの体の色が徐々に青色になるという話もあり、参加した3年生の子どもたちは目を輝かせながら説明を聞いていました。  今日は、志摩産給食としてサバの揚げ物と磯部みかんが提供され、給食の材料がどのようにして獲れるのかを学び、志摩市の食材を身近に感じながら食べていただけたのではないかと思います。生産者の石川さん、貴重なお時間をありがとうございました。今後もこのような機会を増やしていきたいと考えています。