2月15日 「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業 協定書調印式および配備機材お披露目式!

更新日:2023年05月18日

本日2月15日、公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団理事長の菅原様にご出席いただき、越賀地区防災倉庫兼車庫(旧越賀小学校グラウンド)で、防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築事業の協定書調印式と配備機材のお披露目式を行いました。

その後、配備された重機などが災害時にどのように活用されるのか、消防職員が実演しました。

この事業は、災害発生時の緊急対応、避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油圧ショベルやダンプ、救助艇などの機材の配備や重機操作研修などの人材育成にかかる費用についてご支援いただくとともに周辺自治体との災害時相互応援協定の締結など支援体制づくりを推進するものです。

志摩市は南海トラフ地震による被害が非常に大きいと想定されており、特に今回、防災倉庫を設置しました志摩町地域は発災時において孤立化が懸念され、十分な備えが必要な地域です。また、同地域は津波浸水想定区域外にある公共施設が少なく、孤立化した際に町を跨いでの避難が困難であるため、避難施設不足への対応が課題となっております。

このような中、課題となっておりました屋外避難を見据えた備品や、発災後の道路啓開などに活用できる重機等およびこれらを格納する防災倉庫を整備していただき、また、研修支援費を活用し、人材育成として延べ30人の市職員、18人の消防職員、そして3人のB&G海洋センター職員が重機の操作研修を受講させていただきました。今後は、他の自治体や関係機関との相互応援体制の構築や連携を促進し、南海トラフ地震等の大規模災害への対策をより一層加速させていきます。