5月27日 G7直前イベント「考えてみよう交通の未来」
広島でのG7首脳会合が無事成功裏に終わり、いよいよG7三重・伊勢志摩交通大臣会合の開催まで20日となりました。本日、阿児アリーナで開催直前イベントが行われ、「交通の未来」について考えるきっかけになるような様々な企画を、来場者の皆さんに楽しんでいただきました。ご来場の皆さん、ありがとうございました!
今回、志摩市で開催される交通大臣会合では、「イノベーションを通じた、誰もがアクセス可能で持続可能な交通の実現 」をテーマに、移動や輸送の手段を確保する重要性が確認されます。
志摩市の交通は、鉄道、路線バス、定期船、タクシーなど、いろいろな種類の移動手段がありますが、自家用車の普及や人口減少、また最近ではコロナ禍による移動の減少など、公共交通を利用する人が減少しています。私が子どもだったころと比べると、路線の廃止や本数の減少など、残念ながら市内の公共交通は縮小しています。
一方で、近年、高齢を理由に免許を返納して車を運転しない方が増えており、買い物や通院のために公共交通を必要とする声は増えつつあります。
公共交通は志摩市の重要課題の一つであり、今年度、デジタル技術を活用した実証実験も予定しています。
まさに、今回の会合のテーマ「技術革新による誰もが利用できる持続可能な交通の実現」は、志摩市の課題解決と密接に関係する内容です。
志摩市で行われる交通大臣会合において、「交通の未来」に向けて意義のある議論が深まることを期待しています。
また、志摩市を訪れる皆さんに「志摩市に来てよかった」と思っていただけるよう、引き続き、おもてなしの準備を進めていきます。市民の皆さまにおいても、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
更新日:2023年08月04日