1月13日 人権を考える市民の集い
志摩市では、「志摩市における部落差別をはじめあらゆる差別をなくすことをめざす条例」の制定や、「人権尊重都市」を宣言し、市民一人ひとりが自らの人権意識を高め、全ての人権が保障される地域社会の構築に向けて取り組んでいます。
1月13日(土曜日)、「令和5年度 人権を考える市民の集い」を阿児アリーナで開催し、370人の方が参加されました。北朝鮮による拉致被害者で2002年に帰国した蓮池薫さんを講師にお迎えして、「夢と絆」と題しご講演いただきました。大学生の時に地元の新潟県柏崎市で拉致されたことや北朝鮮での生活、帰国する時のことなどの貴重なお話を、参加された方は熱心に聞き入っていました。「拉致問題について1人ひとりが関心を持ち続けることが大切」との蓮池さんの言葉を聞いて、改めて私たちがこの問題について事実を知り、関心と認識を深めることが解決への後押しになると感じました。市としても引き続き人権意識を高めていけるような取り組みを進めていきます。


更新日:2024年01月13日