2月9日 伊勢神宮とらふぐ献納
三重外湾漁協志摩支所安乗事業所とあのりふぐ協議会は毎年2月9日(ふぐの日)に、大漁と操業の安全を祈願して、伊勢神宮内宮へ「あのりふぐ」を奉納しています。
「あのりふぐ」とは、伊勢湾を含む遠州灘から熊野灘にかけての海域で漁獲される体重700g以上の天然トラフグのことで、三重ブランドにも認定されいる、志摩市の冬を代表する味覚の1つです。
2月9日(金曜日)、関係者の皆さんとふぐ漁師の皆さんは、伊勢神宮に集合すると「あのりふぐ」13尾23キログラムを木桶に移し入れ、参列を組みました。
そのあと、木桶を担いで宇治橋を渡り、神楽殿まで進むとあのりふぐを奉納しました。
あのりふぐを乗せた木桶を担いだふぐ漁師の片山勇也(かたやま ゆうや)さんは今年のふぐ漁について「ふぐ自体は小ぶりだが数が多く豊漁」、同じく木桶を担いだふぐ漁師の仲野善八(なかの ぜんや)さんは「伊勢神宮への奉納をとおして、来年もふぐがたくさん獲れたらいい」と話していました。
あのりふぐ漁の操業は2月末までで、3月上旬ごろまで味わえるということです。


更新日:2024年02月09日