4月26日 自然現象等による漂着魚類等の処理に関する協定書調印式
愛知県豊橋市の飼料製造業「金子あらや商店」、三重外湾漁業協同組合、鳥羽磯部漁業協同組合と魚類等の処理に関する協定を締結しました。
これは、昨年12月、市内の波切漁港が大量のカタボシイワシ等で埋め尽くされ、漁業者の操業や市場の運営が滞ったことを受けて、締結したものです。その時に市が回収した魚は約150トンで、そのうち約80トンを金子あらや商店が買い取りました。
全国的にも大型魚に追われたり、海水温の異常などでイワシなどが漁港施設や海岸に大量に打ち上げられる事案が発生しています。また、自然現象などにより大量の魚類等が漂着した場合に、志摩市内・三重県内で処理できる施設も限られており、処理に時間がかかることが想定されます。
このような協定を締結し、万が一のときに迅速な対応ができるよう準備することで、志摩市の観光を支える水産業を守れるよう取り組んでいきます。
更新日:2024年04月30日