7月22日 日本版ライドシェア実証事業 出発式
7月22日(月曜日)、「日本版ライドシェア」実証事業が志摩市で始まり、出発式を行いました。
「日本版ライドシェア」とは、タクシー事業者による管理のもとで、地域の自家用車や一般ドライバーによって有償で運送サービスを提供することを可能とする新たな制度で、令和6年4月から東京都や大阪府など一部の地域でサービスが始まっています。
志摩市では、観光の面においては、新型コロナの5類感染症移行を経て、入込客数は着実に回復の傾向にあり、夏のトップシーズンに向け、大きな期待を寄せているところです。しかし、公共交通を利用して観光に来ていただく皆様にとっては、観光地への二次交通に課題があるのも事実で、特に夜間の移動に関しては、宿泊施設からも改善に向けたご意見をいただいています。
今回、G7三重・伊勢志摩交通大臣会合が開催された志摩市の新たなチャレンジとして、国や三重県、三重県タクシー協会、志摩市観光協会との連携を図りながら、夜間における観光客の皆さまの移動ニーズにしっかりと対応すべく、「日本版ライドシェア」による実証事業を実施することになりました。
都市型ではなく、全国でも事例の少ない観光地型としての実証事業であることから、注目度も高くなっています。この事業を通して、有益なデータを取得し、志摩市の観光交通課題の解決に繋げていけるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
実証事業の実施にあたり、ご助言やご協力をいただいた、国土交通省、三重県、三重県タクシー協会、志摩市観光協会の皆さま、ありがとうございました。
更新日:2024年07月25日