Vol.1 市長就任にあたって

　このたび志摩市長に就任しました橋爪政吉です。

　市民の皆さまをはじめ多くの方々からの温かいご支援とお力添えを切に受け止め、市長として「チェンジ」をモットーに新しい志摩市づくりを力強く担っていく決意です。

　志摩市は、人が住む国立公園という世界的に見ても非常に稀な地域で、美しい自然とともに生きる私たちのライフスタイルは希望そのものと言えます。　それは当たり前の暮らしの中に、どれほどの豊かさがあるかに気付くことであります。

　今年は、新型コロナウイルス感染症により、これまでとは違う新たな価値観も生まれています。自然と人が一緒に生きるこの志摩市もまた、新たな価値を見出され、多くの人が訪れてくれています。このことから、志摩市は、今よりもっと多くの人がワクワクする、また癒される魅力あふれるまちに姿を変えることができると信じています。

　地域の宝に一人一人が気付き、共有し生かすことで、魅力ある場所となります。そして、そこには人が集い、新しい豊かな発想が生まれ、また地域が磨き上げられ、市民の皆さまがより輝きます。そのような良い循環となる持続可能なまちづくりが、次世代を育むことにもつながっていくのではないでしょうか。

　これまでの志摩市から、今まさに「チェンジ」し、志摩市に住む人たちが自慢したくなるまちづくりを、我々が責任を果たしながら見出さなくてはなりません。子や孫の世代へ「自慢のまち」という贈り物ができるように、私はその先頭に立って全力で取り組んでまいります。

　市民の皆さまがこの地に生きることに希望を持ち、また豊かであるように、私は新たな志摩市づくりに誠心誠意尽くしていく決意でおりますので、市民の皆さまには、さまざまな面でご協力をお願い申し上げ、市長就任にあたっての決意表明と致します。

　　　　　　　　志摩市長橋爪政吉