Vol.50 チェンジ さらに前へ!

更新日:2025年02月01日

市民の安全を守る新たな目「3rd-EYE」

近年、激甚化する自然災害は、私たちの生活に大きな脅威をもたらしています。市においても、南海トラフ地震をはじめとする災害への備えは喫緊の課題であり、最も重要な政策課題の一つとして位置付けています。災害から市民の皆さまの生命と財産を守るためには、最先端技術を活用した防災・減災体制の強化が重要です。
そこで市では、この度、革新的な救助支援システム「3rd-EYE」を全国で初めて導入し、消防活動の高度化を図る取り組みを行いました。
3rd-EYEは、ドローン、AI(人工知能)、スマートグラス(メガネ型端末)を組み合わせたシステムで、災害現場の状況をリアルタイムに把握し、迅速かつ的確な救助活動を支援します。
具体的には、ドローンが撮影した災害現場の映像をAIが解析し、目視では判別しづらい要救助者の位置情報を特定します。その情報は、スマートグラスを装着した消防隊員や、現場指揮所に設置されたタブレットに瞬時に共有されます。これにより、従来よりも迅速に、そして正確に現場の状況を把握することが可能となり、より効率的かつ安全な救助活動の実現が期待されます。
3rd-EYEは、まさに「市民の安全を守る新たな目」と言えます。
このシステムの導入は、日常の消防活動や災害時に備えた防災・減災体制の強化を、大きく前進させる一歩となると確信しています。
今後も、市民の皆さまが安心して暮らせる安全・安心なまちづくりを目指し、最先端技術の活用や、関係機関との連携強化など、あらゆる可能性を追求してまいります。

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