Vol.57 チェンジ さらに前へ!

更新日:2025年09月01日

志摩の秋、伝統と活気が織りなす感動

まだまだ残暑が厳しい日が続いています。本格的な秋の訪れはもう少し先になりそうです。この時期、豊かな自然が輝きを増す志摩市では、熱気あふれる伝統行事などが開催されます。今回は、そんな志摩の秋を彩る行事についてお話ししたいと思います。
まずは、波切地区で開催される「わらじ祭り」は、9月12日(金曜日)に「波切のわらじ曳き」が執り行われ、翌13日(土曜日)に「わらじ祭り」が開催されます。この祭りは、巨人ダンダラボウシ退散の言い伝えに由来し、子どもたちが巨大わらじを曳き、海上安全と大漁を願い、海に流します。全国的にもまれなこの「波切のわらじ曳き」神事は昭和46年に三重県指定無形民俗文化財に指定されており、地域の絆と熱気を感じさせます。
次に、9月13日(土曜日)と14日(日曜日)に安乗地区に古くから伝わる国指定重要無形民俗文化財「安乗の人形芝居」が開催されます。この人形芝居は、独特の操り方や素朴ながらも深みのある表現が特徴で、安乗神社祭礼で奉納される舞台はまさに圧巻です。
そして、9月27日(土曜日)に鵜方地区で「ええじゃんかまつり」が開催されます。市民が主役となり、地域が一体となって盛り上がるこの祭りは、賑やかな演舞や出店で彩られ、多くの笑顔と感動を生み出します。
これらの伝統文化や祭りは、先人たちの歴史や祈り、そして地域が共に生きる知恵と喜びが凝縮されたものです。私たちがこれらを大切に守り、次世代へと繋いでいくことが志摩市の未来を拓く力になると信じています。
古きものを尊びながら、新しい時代の変化にも柔軟に対応し、誰もが自分らしく輝ける「活気ある志摩市」になることを願っています。

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