Vol.69 チェンジ さらに前へ!
多様性を認め合い、 共に未来をひらく地域社会へ
暦の上では秋ですが、まだまだ厳しい残暑が続いています。
それでも季節は確実に移り変わっており、これからの「実りの秋」が待ち遠しい今日この頃です。
さて、今月の特集では、市内の障がい者支援施設において、真摯にパン作りに励む皆さんの姿を取り上げています。毎日コツコツと重ねられる丁寧な手仕事には「皆さんに、おいしく食べてほっとしてほしい」という願いがそっと込められています。
みんながそれぞれの大切な役割を持って働ける場所。
こうした温かい居場所があることこそが、私たちの地域社会を豊かにしてくれています。
市が目指すべき姿は、一部の施設や活動を支援することにとどまりません。
障がいのある人もない人も、誰もが社会の大切な担い手として自分らしく輝ける仕組みをつくることが、行政の責務であると実感しています。
しかし、誰もが安心して暮らせるまちは、そうした公的な制度だけで完成するものではありません。
市民の皆さんがお互いの個性を認め合い、地域全体で温かく支え合う「共助」の心が合わさることで、はじめて本当の安心が生まれるのではないでしょうか。
今月紹介したパン作りへの一生懸命な姿が教えてくれるように、一人一人が役割を持ち、認め合いながら生きる温もりが広がるよう、誰もが安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。


更新日:2026年09月01日