全国建具展示会で最高賞の「内閣総理大臣賞」受賞
石川県金沢市で開かれた全国建具展示会で、志摩市浜島町の有限会社小堀木工所代表取締役小堀明宏さんが、組子細工で仕上げた間仕切り戸で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞しました。 受賞した作品は、「天空の城」と言われる竹田城跡を表現し、2年の制作期間を経て完成。 組子細工は、クギや接着剤は用いず、木材を細かく削って手作業で組み上げる伝統技術。18歳から29歳まで修業した愛知県の建具店で組子細工に出会い、実家に戻ってからも技術を磨き続け、今回の受賞に至った。 小堀さんは「目標であった賞をこんなに早く受賞できるとは思っていなかった」と話され、喜んでいました。 今後も志摩の匠として、活躍を期待します。

精密な組子細工
他作品
更新日:2023年01月10日