「太陽生命クアオルト健康ウォーキング「クアの道」認定記念式典」を開催しました!
今年度は、平成30年度に優秀賞を受賞した「太陽生命クアオルト健康ウオーキングアワード2018」の助成制度を活用し、太陽生命及び日本クアオルト研究所のご支援のもと、ウオーキングコースの設置やガイド育成など、市民や来訪者の健康寿命の延伸に向けた取り組みを進めています。 この度、「横山天空コース」および「ともやま公園コース」の2つのウォーキングコースの整備が完了し、気候性地形療法を基本としたクアオルト健康ウオーキングを実施する「クアの道」として、日本クアオルト研究所より正式に認定されました。これを記念し、11月16日(土曜日)に、ゲストに「2019ミス日本みどりの女神」藤本 麗華さんをお招きし、横山天空カフェテラスにおいて式典を開催しました。 式典のあとは、実際に「横山天空コース」を歩く、健康ウオーキングイベントを開催しました。累積高度差124m、コース全長約2キロのコースを、身体にとって無理のないよう、定期的に心拍数を計測しながらウォーキングを行いました。 ウォーキングのあとには、アオサやひじきなど、志摩市を代表する海藻類をはじめ、サバのトマトソースがけや、カツオのつくだ煮などが入った健康食材弁当が販売されました。 午後からは、健康と食に関する講演会も実施され、1日をかけて健康意識を高く持つきっかけとなる、素晴らしいイベントとなりました。
クアオルトとは?ドイツ語で、療養地・健康保養地を意味します。ドイツのクアオルトは、高品質な長期滞在型の療養地で、治癒・緩和・予防に効果のある4つの自然の治療要素「土壌(鉱泉を含め、泥や蒸気)・海・気候・水療法のクナイプ式」を活用し医療保険が適用される、国が認定した特別な地域です。 日本型のクアオルトは、地域の自然環境や温泉を活用する「運動指導」を主にして、医療としてではなく、住民の健康づくりや予防を推進するものです。
気候性地形療法とは?「気候性地形療法」は、ドイツのミュンヘェン大学アンゲラ・シュー教授が見出した治療法で、クアオルトでは、心筋梗塞や狭心症のリハビリテーション、高血圧、骨粗しょう症等の治療に利用される、自然を活用する運動療法です。 運動の強さを計測した傾斜のある野山のコースを、体表面を冷たくさらさらに保ち、自分の体力に合ったスピードでウォーキングすることによって、運動リスクを軽減しながら持久力を強化し、通常の運動より楽に、より大きな効果を得ようとするものです。
志摩で採れた食材を使用した「健康食材弁当」
更新日:2023年01月10日