若い女性が暮らしやすい志摩づくり事業

　「志摩市創生総合戦略」の「ひとの確保」として、「若い女性が暮らしやすい志摩づくり事業」を位置づけています。 　志摩市の人口減少問題を解決するためには、若い女性が暮らしやすいまちにすることが課題の1つとなっています。 　若い女性にとって住みやすい、働きやすい地域にするための施策を女性と共に検討し、検討結果を市の施策に反映させたり、企業への啓発に活用することを通じて、若い女性が暮らしやすいまちづくりを推進することを目的にしています。

　暮らしやすさの中でも「働きやすさ」を向上させることがもっとも重要な課題と考え、若い女性にとって働きやすい地域にするための方法を、市内の様々な立場の女性16名で検討し、若い女性の働きやすさを向上させるための提言をまとめました。  

　平成29年3月7日に、市長に提言書を提出しました。 　その後、市長・副市長と、若い女性にとって働きやすい地域にするための方法などについて、1時間程度意見交換をしました。

　志摩市に住む若い女性の暮らしやすさ・働きやすさを向上させるため、生の声を聞くべく、平成30年3月に、志摩市で働く志摩市在住の女性500名を対象にアンケートを実施し、452名からの回答をいただくことができました。 　若い女性にとって働きやすい地域にするため、働く女性の意見を参考にし、施策の検討や企業への啓発をしていきたいと考えています。  

　昨年度実施のアンケート調査結果をもとに、暮らしやすさ・働きやすさの向上に向けて施策を検討しています。 　また、提言書からも、アンケートからも見えるように、女性は家族のライフスタイルに合せて働く傾向があることがわかります。   　子育て中の母親たちが協力し合ってライフスタイルに合せた働き方が出来る仕組みを実践するNPO法人「マザーズライフサポーター」の、伊藤理恵さんをお招きして、11月に講演会を開催します。