しま×ひと×つながり No.25 松本 繁雄さん

　志摩市の地方創生事業の一環で、志摩市でさまざまな分野で活躍されている「志摩びと」をリレー方式で紹介するコーナーです。このコーナーでは、輝きを放つ「志摩びと」にまちづくりや志摩への思いについてお聞きます。

　　磯部町で車検・整備・中古車販売などを行う有限会社磯部モータースを経営しています。

　県外の大学を卒業後、自動車関係の専門学校で学び直し、父が経営する磯部モータースに入りました。車の整備をやりながら会社経営のことも勉強して、7年前に父が亡くなってからは、経営者として会社を切り盛りしています。

　音楽が趣味で、休みのときは、近場の音楽イベントに出かけたりしています。

　国府の浜や市後の浜が好きです。中学生の頃、夏休みには毎日のように磯部から自転車で遊びに行っていました。今でもたまに、ふらっと海を見に行くことがありますが、浜でサーフィンをしている風景を見ると、心が安らぎます。仕事で忙しいときでも、オフになれる場所です。他の地域と比べて志摩の海はきれいだと思います。

若い人たちが楽しめるスペースが市内にもあると良いと思います。サッカーのワールドカップのときに、都会の若者がパブリックビューイングに参加して応援している場面をテレビで見たのですが、都会の真似事でもいいので、若者が気軽に集まって盛り上がれる場所を作ってあげると良いように思います。

　人が集まれる雰囲気を作ってあげられれば、集まることで出会いが生まれ、人生に広がりができるのではないでしょうか。

　最近、会社で仕事以外の相談をお客様から受けることが多くなりました。例えば、携帯電話の操作方法、クワガタのいる場所はどこか、ごみの処分の相談など、多岐にわたります。正解かどうかは別にして、ご本人さんが満足されるようお世話させていただいています。みなさんが笑顔でお帰りになる姿を見るとうれしいです。 　志摩市と会社が関係することで言うと、伊勢志摩ナンバーが2020年に導入される予定です。ご当地ナンバーは全国への宣伝になる良い取り組みですが、それだけでなく、サミットで知名度の上がった「志摩市」の名を各事業者さんが商品に表示していくなど、もっと「志摩市」を前面に出していって、継続して注目を集められるようになればいいなと思います。

　　鵜方で居酒屋・大島を経営する林功さんです。