三重大学と連携した志摩プロジェクトの報告会

更新日:2025年03月31日

令和6年度「志摩市官学連携研究等助成事業」報告会

市では、地域が抱える課題の解決に向け、連携協定を結ぶ大学等が取り組む調査研究に対して助成を行う「志摩市官学連携研究等助成事業」を平成26年度から実施しています。
令和6年度は、地域づくりの担い手となりうる人材の育成をめざし、「地域イベントへの関わりを通じた関係人口の創出」をテーマに、三重大学と連携して取組を実施しました。

※「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々。

令和7年3月21日には令和6年度の事業報告会を実施し、この取組において市内のイベント運営に関わった三重大学三重創生ファンタジスタクラブの学生4名が活動報告を行いました。イベントでの活動紹介のほか、活動を通して感じたこととして、「志摩の人はとても温かかった」、「これからも志摩での活動を続けていきたい」などと発表しました。

学生による活動報告の様子

学生による活動報告の様子

 

また、報告会の最後には、「若者と地域をつなぐきっかけづくり」をテーマに、学生と市職員による意見交換を実施しました。今後、志摩市と関わりを持つ若者を増やすためにはどうすればよいかを考える場面では、「今回の活動で知ることができた志摩の魅力を友人にも伝え、一緒に志摩に来たいと思う」、「今回のように、人の温かさなどの志摩の魅力が感じられて、さらに、自分たちの学びや成長につながる活動ができることは学生にとってよい経験になると思った」といった意見が出されました。

学生との意見交換の様子

 

【報告会内容】

  1. 令和6年度指定地域課題「地域イベントへの関わりを通じた関係人口の創出」に係る学生による志摩市での活動報告
    (三重大学 三重創生ファンタジスタクラブ)
  2. 学生の地域活動への参画について
    (三重大学 研究・地域連携部 地域創生チーム)
  3. 大学等との連携による今後の取組について
    (志摩市 政策推進部 総合政策課)
  4. 意見交換
    テーマ:「若者と地域をつなぐきっかけづくり」

 

 

 

報告会に参加した学生のみなさん

市では、今後も地域づくりの担い手となりうる関係人口の創出に向けて、学生が志摩市への愛着や地域とのつながりを持つきっかけづくりに取り組んでいきます。

 

この記事に関するお問い合わせ先

志摩市役所 政策推進部 総合政策課
〒517-0592 三重県志摩市阿児町鵜方3098番地22
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