海洋マイクロプラスチック調査結果
2020年9月29日、30日に英虞湾・的矢湾内(5か所)で一般社団法人ピリカ、県立水産高等学校などの協力によりマイクロプラスチックの実態を調査した結果が2021年3月25日(木曜日)に一般社団法人ピリカより発表されました。
志摩市内の海域でも多くのマイクロプラスチックが確認されました。マイクロプラスチックは、生物(人間を含む)に摂取されやすく、プラスチック自体は無害ですが有害な化学物質を吸着する性質があることから、生態系や健康への悪影響が懸念されています。
英虞湾・的矢湾内(5か所)で採取されたマイクロプラスチックの個数と分類(速報値)
- ポリエチレン(シート、人工芝等)・・・26個/(約3,200リットル流量×5か所)
- ポリプロピレン(容器、人工芝等)・・・12個/(約3,200リットル流量×5か所)
- ポリスチレン(発泡スチロール、フィルム等)・・・14個/(約3,200リットル流量×5か所)
合計52個
調査装置を各地点で3分間水中に沈め、約3,200リットルの海水を濾過して採取したマイクロプラスチックの合計個数です。
(採水は各地点600~4,500リットル 平均3,200リットル)
マイクロプラスチックの写真

ポリプロピレン(容器、人工芝等)

ポリエチレン(シート、人工芝等)

ポリスチレン(発泡スチロール、フィルム等)
更新日:2023年01月25日