伝統文化・祭
海女の文化
志摩には古より海女の文化が残っており、鳥羽市を含んだ志摩半島では全国で最も多い数の海女が操業しています。市内には海女文化を体験できる海女小屋体験施設『さとうみ庵』があり、海女が漁の間に休憩する海女小屋を模した建物の中で食事や海女さんとのふれあいが楽しめます。 獲れたての伊勢えびやあわび、旬の食材を本物の海女さんに焼いてもらいながらいただくことができます。
海女小屋体験施設「さとうみ庵」(志摩市観光協会ホームページ)
祭り
伊勢えび祭
<6月第1土曜日> 海の幸への感謝と豊漁を願って行われる祭り。巨大な伊勢えびのみこしや軽やかなリズムにのせて踊る「じゃこっぺ踊り」を中心に、夜更けまで盛大なイベントが続きます。
わらじ祭り
<9月申の日> 村中を荒らす巨人ダンダラボッチを退散させたという大わらじを造り、大漁と平穏無事を祈願し、海へと流す祭りで、県の無形文化財に指定されています。そのほか、みこしや踊り子道中、花火大会も行われます。
潮かけ祭り
<旧6月1日> 約800年の伝統を誇る奇祭。海上安全と大漁の祈願が終わると、浜辺と船上で激しく海水を掛け合う“天下ご免”の潮かけが行われ、辺りは熱狂的な興奮に包み込まれます。
安乗の人形芝居
<9月の第2土曜日・日曜日> 国指定重要無形民俗文化財で、400年以上にわたり伝承されている伝統芸能の人形芝居。安乗神社境内の舞台で上演され、喜怒哀楽の表現が素朴で大胆かつ野趣に富むという特徴を持っています。
伊雑宮御田植祭
<6月24日> 国指定重要無形民俗文化財で、日本三大御田植祭の一つとされている祭り。「竹取神事」「御田植神事」「踊込み」など、勇壮かつ優雅な情景を繰り広げ多くの観光客を魅了します。
更新日:2023年07月10日