防災備蓄を準備しましょう

更新日:2024年01月18日

志摩市の備蓄状況

志摩市は「志摩市備蓄計画」に基づき、不足する食料や生活必需品等を確保しています。また新型コロナウイルス感染症対策として資機材の充実も図っています.。

 

「志摩市備蓄計画」について

地震や津波による自宅の倒壊等で避難を余儀なくされると想定される1万5千人分を公的備蓄とし、発災初期において生命維持や生活に必要な物資の備蓄や調整体制の充実に取り組んでいます。

 

備蓄品リスト(食料品以外)(令和6年1月15日現在)

品目 計画 実数 充足率(%)
哺乳瓶 600 600 100
毛布 12,600 12.600 100
乳児・小児用おむつ 6,956 7,000 100.63
大人用おむつ 1,512 1,524 100.79
生理用品 6,516 7,511 115.27
簡易トイレ(基) 300 1,468 489.33
簡易トイレ(回) 179,550 180,600 100.58
トイレットペーパー 6,804 6,876 101.06
避難所用間仕切り 1,263 1,263 100

 

備蓄品リスト(食料品)(令和6年1月15日現在)
食料品名 備蓄数
アルファ化米 7,000(食)
袋入りクリームサンドビスケット 38,400(個)
缶入りミニクラッカー 8,640(1缶/食)
缶入りミルクビスケット 8,640(1缶/食)
アルファ化米(アレルギー対応) 49,000(食)
乳児用液体ミルク 120.96(リットル)
育児用調製粉乳(アレルギー対応) 38,400(グラム)
飲料水(2リットルペットボトル) 98,292(リットル)

家庭備蓄について

なぜ家庭備蓄が必要なのか

志摩市の人口は約4万7千人ですが、市の備蓄食料は1万5千人分しかありません。これは地震や津波による自宅の倒壊等で避難を余儀なくされる避難者(約1万5千人分)に対して1日3食を公的に備蓄したものです。

防災の基本は自助(自らの安全は自ら守る)であり、志摩市では各家庭で備蓄する「市民備蓄」を基本としています。したがって3日分以上の食料や水、生活必需品の家庭備蓄をお願いします。

 

目安となる品目と数量

発災初期の生活を支えるために、ひとりあたり飲料水3リットル(1日あたり)と米やパン等の食料品を備蓄しておきましょう。また、体調管理のため主菜だけでなく缶詰(缶切り不要なもの)やレトルト食品などの副菜も準備しましょう。

国や県などからの支援には1週間程度かかると想定されています。そのため家庭備蓄は1週間分以上用意することが望ましいといえるでしょう。

 

燃料の確保を!

災害時は消防や救急、警察車両等の給油が優先になるため、十分に給油できない可能性が高くなります。実際に被災経験のあるかたの多くが「災害で車の燃料や灯油の入手に困ったことがある」と回答しています。しかし、ガソリンは少しの静電気でも引火してしまう危険性が高い燃料のため、自宅で保管することはおすすめできません。対策として、車の燃料計が半分を切ったら「満タン」を日常から心掛けましょう。また、灯油をお使いの方は普段から1缶多めに用意しておくと安心です。

また、志摩市には住民拠点SS(サービスステーション)が10か所あります。住民拠点SS(サービスステーション)とは、経済産業省の資源エネルギー庁が指定している自家発電設備を備えた災害時にも給油が可能なガソリンスタンドのことです。

災害時に地域の燃料供給拠点となりますので、いざという時のためにも自宅付近の住民拠点SSを確認しておきましょう。 詳しくは下記のリンクをご覧ください。

消費期限はこまめにチェックを

ローリングストックのススメ

「ローリングストック」とは、普段の食料を少し多めに買い置きし、賞味期限の近いものから消費し、その分を買い足すことで常に一定の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。ローリングストックを意識することで発災初期でも普段に近い食生活を送ることができ、発災初期に起こりやすい体調不良を軽減することにつながります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

志摩市役所 危機管理統括監 防災危機管理室
〒517-0592 三重県志摩市阿児町鵜方3098番地22
電話番号:0599-44-0203
ファクス:0599-44-5252
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