「生理痛体験を通した想い合い研修会」を実施しました
志摩市消防本部では、女性が活躍できる働きやすい職場環境を整える取り組みの一環として、令和6年11月27日に「生理痛体験を通した想い合い研修」を開催しました。
生理痛の苦しみは、経験していない男性はもちろんですが、女性でも個人差があるため、理解しづらいものです。女性の身体の特性への理解を深め、少しでも生理に伴うつらい症状について分かり合うきっかけを作り、他者の痛みに思いを巡らせ、性別を問わず働きやすい職場環境づくりを目指します。

大阪ヒートクール社の「生理痛VR体験装置」を用いて生理痛の疑似体験をしてもらいました。

ワークショップでは、様々な「痛み」に対する対応などについて話し合いました。

普段、生理痛を経験していない男性は、「この痛みが続いたら無理!」や「こんなに辛いのか」という声もありました。また、3段階体験できる強さのうち、一番弱い痛みでも、即座に緊急停止スイッチを押す職員もいました。
また、職場だけでなく、パートナーにも優しくしようと改めて気付いたという声もありました。

女性同士でも個人差があり、「私はこのくらいかなぁ」など、お互いの痛みの強さ等を共有することができました。
※今回、この研修会を委託させていただいた大阪ヒートクール株式会社では、消防職員を対象とした研修会を開催するのは、志摩市消防本部が全国で初めてとのことでした。
※経済産業省 令和6年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の採択事業として実施しました。
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更新日:2024年12月09日