バイスタンダー感謝カードについて

更新日:2024年09月02日

1 「バイスタンダー感謝カード」の概要

救急現場において、救急要請してから救急車が到着するまでの間、救急現場に居合わせた人(以下「バイスタンダー」という。)による心肺蘇生法等の応急手当が傷病者の救命率や社会復帰率の向上に大変重要となります。しかしながら、多くの人にとって応急手当を行うことは非日常的なことであり、場合によっては大きなストレスを抱えてしまうことも考えられます。
また一刻を争う救急現場において、バイスタンダーの勇気ある行動に感謝の言葉をお伝えことなく、救急隊が現場を離れるケースも少なくありません。
救急隊や消防隊が、応急手当を行ったバイスタンダーに「バイスタンダー感謝カード」を配付し、その勇気ある行動に感謝の意を表すとともに、応急手当の普及を啓発し、不安や悩みをサポートするためのカードです。

2 「バイスタンダー感謝カード」の配布について

・救急現場において、心肺蘇生法等の応急手当を実施した方
・通信係、救急隊員等の要請を受けて、救急活動に協力した方
・その他救急隊長等が必要と認めた方
※傷病者のご家族や一定頻度、業務として応急手当に携わる可能性がある施設員、医療資格者等は配布の対象となりません。(ただし、施設職員、医療資格者等であっても、勤務時間以外で応急手当を実施した場合は対象となります。)

3 サポート内容について

・バイスタンダー見舞金(感染検査費用)
バイスタンダーの応急手当に係る見舞金は、消防本部が加入している消防業務賠償責任保険の補償対象の一部として、バイスタンダーが‍救急現場において応急手当を実施し、偶発的事故により感染症のり患が疑われ、感染症の検査を受けた場合にバイスタンダーに支払われます。
・ こころの相談
応急手当を行ったことで「応急手当の方法は正しかったのか。」「思いだして、夜も眠れない」などのこころやからだの不安や悩みを感じることがあった場合、消防総務課消防係(消防救急担当)が対応します。
状況に応じて、専門相談窓口をご案内することもあります。

この記事に関するお問い合わせ先

志摩市消防本部 消防総務課
〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方3080番地
電話番号:0599-43-2405
ファックス:0599-43-1423
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