全国初!消防活動に最先端救助支援システム「3rd-EYE」を導入しました!

更新日:2024年12月11日

志摩市消防本部は、情報収集を行う消防隊員の安全確保のほか、災害現場の状況把握を迅速かつ効率的に行うことを目指し、「スマートグラス」・「AI」・「ドローン」の融合による最先端救助支援システム『3rd-EYE(サードアイ)』を導入し、消防活動の高度化を図ります。

『3rd-EYE』とは、ドローン、AI、スマートグラスを組み合わせた新世代の情報共有システムです。ドローンのライブ映像をAIが自動解析し、捜索対象(人)の位置を特定、現場指揮所に設置されたタブレットや隊員が装備するスマートグラスにその位置情報・映像情報を表示します。

また、現場で活動する隊員の視野も映像として現場指揮所や隊員同士で共有することが可能です。

このシステムを利用することで、現場指揮所は映像を確認しながら隊員に指示し、デジタル地図を用いて目的地を指示するなど、ドローンによって発見された要救助者の状況をリアルタイムに確認することができるようになります。これによって、より直接的に現場の状況把握が可能となり、現場指揮を執るうえで重要な情報伝達がより正確かつ効率的になります。

令和6年12月10日火曜日、志摩市の次郎六郎海岸でシーカヤックツーリング中の落水事故を想定し、捜索と救助を行う訓練を実施しました。

左:ドローンを持った隊員

右:スマートグラスを装着した隊員

今回の訓練に参加した隊員

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