志摩市地域おこし協力隊

更新日:2025年04月18日

地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を受け入れ、地域活性化活動を行ってもらい、その地域において定着を図ることで、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。 志摩市では、今後も地域活性化活動、農業・漁業の後継者となる知識の習得に意欲がある方を対象に、”志摩市地域おこし協力隊”の募集を行っていきます。

募集案内

地域おこし協力隊の募集案内についてはコチラ

地域おこし協力隊紹介

現在、志摩市では、国府地区の移住定住促進2名、波切地区の移住定住促進1名、神明地区のいちご・きんこ芋栽培1名、立神地区の真珠養殖1名の合計5名の協力隊員が活動を行っています。

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◎国府地区 サーフィン活用による移住・定住促進及び地域活性 中島 健太 さん

令和5年10月着任。中島さんは、サーフィンをきっかけにした移住・定住促進及び地域活性に向けた取組を行っております。出身である大阪府では、サーフィンをはじめとするアクションスポーツ商品を主に取り扱う大手スポーツショップで勤務されていました。サーフィン歴は10年で、地元の大阪から国府白浜に頻繁に通い、数年前には国府付近で生活経験があり、国府地区ではサーファーをはじめ幅広い世代との人脈も豊富で、志摩市を日本一のサーフシティにしたいという熱い想いから地域おこし協力隊に応募してくれました。

自身の趣味である写真や動画編集の知識も活かしWEBやSNS等を通じて、サーフィンをきっかけに移住を希望されている方への情報発信や、サーフィンによる地域活性化事業などに向けた取組を行っていきます。

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◎国府地区 創作活動を通じた地域産品PRやクリエイターの移住定住促進  西田 糸亜 さん

令和6年4月着任。西田さんは、大学卒業後、アパレルメーカーで勤務後、自身のアパレルブランドを立ち上げて独立し、自然環境保護の観点から日本国内産のリネン素材にこだわったアパレルを制作しECサイトを中心に販売しています。

環境問題への関心の高まりから自然豊かな地への移住を意識しはじめ、志摩市の自然に魅力を感じるとともに、活動拠点であるCO Blue Centerの理念に共感し、隊員に応募してくれました。

現在、自身の創作活動等を通じた地域産品のPR、空き家利活用促進、クリエイターの移住促進・創作活動誘致等に向けた活動を行っています。

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◎波切地区 食を通じた地域の魅力発信や空き家を活用した移住定住促進  藤田 愛里 さん

令和6年4月着任。藤田さんは、大学卒業後、所有する栄養士資格を活かし、小学校の給食調理業務に従事し、児童に安心安全の給食を届ける業務に携わる中、部門責任者として学校栄養教諭と連携し食品ロスの低減等に取り組んできました。

地域おこし協力隊活動の見学として波切地区を訪問した際、(一社)じゃまテラスが行う高齢者買い物支援や地域コミュニティ作りに向けた活動に感銘を受け隊員に応募してくれました。

現在、食を通じた地域の魅力発信や空き家を活用した移住定住促進等に向けた活動を行っています。

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◎神明地区 いちご・芋農家後継者 高橋 奎介 さん

令和4年11月着任。高橋さんは、いちご・芋栽培の担い手として、市特産品のいちご「レッドパール」と干し芋「きんこ」の原料となる隼人芋の栽培方法などを学びます。

幼いころから父の仕事の関係で志摩市にはよく訪れており、温かい人たちとの出会いなど沢山の思い出があること、また、「食」を通じて幸せを感じてほしいという気持ちから、その食べ物を作り出す農業に魅力を感じ、当市の地域おこし協力隊に応募してくれました。

将来的には、アメリカ・カナダでの留学経験を活かし、国内だけでなく外国籍の方々にも農業や志摩市の魅力に触れてもらい、興味を持ってもらえるような体験型の農場を持ちたいと考えています。

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◎立神地区 真珠養殖業の担い手 今井 玲子 さん

令和7年4月着任。今井さんは神奈川県に住んでいた時から真珠養殖に携わりたいという気持ちがあり、2泊3日の漁業体験(真珠養殖)を経て、本市の地域おこし協力隊に応募してくれました。

現在は、真珠養殖の担い手となるために、阿児町立神の立神真珠養殖漁業協同組合の真珠養殖業者による指導のもと、真珠養殖の技術習得に励んでいます。

今後は、技術の習得だけでなく、趣味であるアクセサリー作りの経験を活かし、真珠の魅力発信にも取り組んでいただき、志摩市の真珠の素晴らしさを伝えていってもらいます。

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◎卒業後の協力隊

大山さんは、志摩市の郷土食として親しまれてきた「きんこ」に興味を持たれ、岐阜県から協力隊員として志摩市に来られました(岐阜県でも農業に携わる仕事をされていたとのこと)。

協力隊員として、きんこの原料となる隼人芋を中心に栽培・加工技術などを学び、令和4年3月には越賀方式によるきんこを志摩地中海村内ショップ及び横山展望台 横山天空カフェテラス「ミラドール志摩」にて販売、令和4年4月に3年間の委嘱期間満了のため隊員を卒業されました。

卒業後も、隼人芋の栽培・きんこへの加工はもちろんのこと、様々な農産物を栽培されており、地域農業の振興に意欲的に取り組んでおられます。

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itigo
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吉澤さんは、幼少期に稲刈りの体験をしたのが原点で、大学時代の卒業論文も「農のあるまちづくり」をテーマに書いたほど農業への憧れは常に抱いていました。40代半ばを迎え、挑戦するなら最後のチャンスだと思い、志摩市の地域おこし協力隊に応募してくれました。

任期中は、水稲栽培の担い手として、浜島町の南張地区で志摩ブランドにも認定されているJA伊勢特別栽培米コシヒカリ「珠光」を中心に栽培方法などを学び、令和7年1月をもって3年間の任期満了に伴い隊員を卒業されました。

卒業後も、引き続き南張地区において、「珠光」の栽培をはじめとし、様々な野菜を栽培するなど地域農業の振興に貢献していただいています。

※【吉】は、正しくは「つくり」の上が【土】です。

 

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志摩市役所 政策推進部 総合政策課
〒517-0592 三重県志摩市阿児町鵜方3098番地22
電話番号:0599-44-0205
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