志摩市地域おこし協力隊

更新日:2023年08月01日

地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を受け入れ、地域活性化活動を行ってもらい、その地域において定着を図ることで、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。 志摩市では、今後も地域活性化活動、農業・漁業の後継者となる知識の習得に意欲がある方を対象に、”志摩市地域おこし協力隊”の募集を行っていきます。

募集案内

地域おこし協力隊の募集案内についてはコチラ

地域おこし協力隊紹介

現在、志摩市では、国府地区のサーフィンによる移住定住促進1名、南張地区の水稲栽培1名、神明地区のいちご・きんこ芋栽培1名、合計3名の協力隊員が活動を行っています。

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◎国府地区 サーフィン活用による移住・定住促進及び地域活性 中島 健太 さん

令和5年10月着任。中島さんは、サーフィンをきっかけにした移住・定住促進及び地域活性に向けた取組を行っております。出身である大阪府では、サーフィンをはじめとするアクションスポーツ商品を主に取り扱う大手スポーツショップで勤務されていました。サーフィン歴は10年で、地元の大阪から国府白浜に頻繁に通い、数年前には国府付近で生活経験があり、国府地区ではサーファーをはじめ幅広い世代との人脈も豊富で、志摩市を日本一のサーフシティにしたいという熱い想いから地域おこし協力隊に応募してくれました。

自身の趣味である写真や動画編集の知識も活かしWEBやSNS等を通じて、サーフィンをきっかけに移住を希望されている方への情報発信や、サーフィンによる地域活性化事業などに向けた取組を行っていきます。

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◎南張地区 水稲栽培 吉澤 秀治 さん

令和4年2月着任。吉澤さんは、水稲栽培の担い手として、浜島町の南張地区で志摩ブランドにも認定されているJA伊勢特別栽培米コシヒカリ「珠光」の栽培方法などを学びます。幼少期に稲刈りの体験をしたのが原点で、大学時代の卒業論文も「農のあるまちづくり」をテーマに書いたほど農業への憧れは常に抱いていました。40代半ばを迎え、挑戦するなら最後のチャンスだと思い、志摩市の地域おこし協力隊に応募してくれました。

今までの仕事で培ったITの知識を活かして地域の魅力発信や10年先20年先に南張で米作りをしたいという次の後継者が来るような仕組みづくりを考えていきます。

※【吉】は、正しくは「つくり」の上が【土】です。

 

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◎神明地区 いちご・芋農家後継者 高橋 奎介 さん

令和4年11月着任。高橋さんは、いちご・芋栽培の担い手として、市特産品のいちご「レッドパール」と干し芋「きんこ」の原料となる隼人芋の栽培方法などを学びます。

幼いころから父の仕事の関係で志摩市にはよく訪れており、温かい人たちとの出会いなど沢山の思い出があること、また、「食」を通じて幸せを感じてほしいという気持ちから、その食べ物を作り出す農業に魅力を感じ、当市の地域おこし協力隊に応募してくれました。

将来的には、アメリカ・カナダでの留学経験を活かし、国内だけでなく外国籍の方々にも農業や志摩市の魅力に触れてもらい、興味を持ってもらえるような体験型の農場を持ちたいと考えています。

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◎卒業後の協力隊

大山さんは、志摩市の郷土食として親しまれてきた「きんこ」に興味を持たれ、岐阜県から協力隊員として志摩市に来られました(岐阜県でも農業に携わる仕事をされていたとのこと)。

協力隊員として、きんこの原料となる隼人芋を中心に栽培・加工技術などを学び、令和4年3月には越賀方式によるきんこを志摩地中海村内ショップ及び横山展望台 横山天空カフェテラス「ミラドール志摩」にて販売、令和4年4月に3年間の委嘱期間満了のため隊員を卒業されました。

卒業後も、隼人芋の栽培・きんこへの加工はもちろんのこと、様々な農産物を栽培されており、地域農業の振興に意欲的に取り組んでおられます。

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峠さんは、職場の旅行で三重県を訪れたことをきっかけに、志摩市の地域おこし協力隊に応募し、令和3年4月から2年間にわたり志摩市の離島「渡鹿野島」の地域活性化に向けた活動に従事して頂きました。

任期中には、離島の資源を利用して行うマリンスポーツ事業や竹を使ったランプシェードの「竹あかり」の制作に取り組んでいただいたほか、志摩の景観整備やホームページ作成・管理等の活動を行って頂きました。

卒業後は、志摩市内でマリンアクティビティのインストラクターとして活躍されており、英虞湾や的矢湾でのSUPツアー等を企画し、離島だけでなく志摩市全体の活性化に向け様々な活動を行っていただいています。

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〒517-0592 三重県志摩市阿児町鵜方3098番地22
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