学校や会社で防災教育・出前講話

更新日:2023年01月10日

防災技術指導員から学ぶ 「防災」

志摩市では、防災技術指導員を配置し、「防災」についての出前講話を行っています。

講話の様子

この日の講演は、「地震・津波から子どもたちを守る」をテーマに、市内の保育所の職員を対象に行われ、保育所から避難所までの避難経路を確認したり、日頃の避難訓練の大切さを共有したりするなど、迫りくる南海トラフ地震に備えるため、日々の心がけや避難訓練の重要性に、真剣な表情で耳を傾けていました。
黒田前指導員は、地域の特色や講演に参加した対象者に合わせた防災講話を行い、これまで在籍した5年間で多くの学校現場や、地域の防災集会、一般企業などで講演を重ね、志摩市全体の防災意識の向上につなげてきました。

防災技術指導員「矢吹さん・永田さん」のご紹介

平成28年6月から矢吹指導員、令和4年4月から永田指導員が防災危機管理室に任用されました。両指導員は、前任の黒田指導員同様、防災講和や防災訓練などを通して、地域の防災対応力の向上などに関する業務を担当します。

防災指導員矢吹さん

【防災危機管理室 矢吹 匡 指導員】
「防災技術指導員の矢吹 匡(やぶき ただし)です。陸上自衛隊でヘリコプターのパイロットや飛行部隊指揮官として、阪神淡路大震災や各地の山林火災等の災害派遣に出動しました。これらの経験から、災害対応に関する基本的な知識を得ることができました。自衛隊在職中に取得した気象予報士や防災士の資格と経験を生かして、平成26年6月から志摩市役所で防災技術指導員として勤務しています。志摩市では、南海トラフ地震の発生確率が年々高まりつつあると言われています。この大災害から自分や大切な人の命を守るためには、日頃からの備えと防災意識を高めておくことはとても大切なことだと思います。市民の皆さんの安全と安心のため、防災啓発活動を通して少しでもお役に立ちたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。」

防災指導員永田さん

【防災危機管理室 永田 光広 指導員】
「令和4年4月から防災危機管理室に着任しました、防災技術指導員の永田 光広(ながた みつひろ)です。前任は、志摩市消防本部の消防長でした。消防官として44年間の知恵と経験を活かし、志摩市で発生する様々なリスクに的確に対応できる危機管理体制を構築し、市民の皆様が安全で安心して暮らせる志摩市を目指して全力で取り組んでいきます。座右の銘は、「一期一会」です。出会いとご縁を大切にし、人と人、人と地域、人と社会、それぞれほどけた結び目を結び直し、近くの人が近くの人を助け、そして守る「近助の精神」を大切にしたいと思っていますので、よろしくお願いします。」

講演依頼について

学校や保育所をはじめ、地域の防災講演会や、会社での防災啓発セミナーなど、「防災」について出前講話を行います。学校の出前授業や職員・社員の防災教育、地域の防災意識の向上にご活用ください。なお、講話内容は出来るだけ、ご要望に応じて対応させていただきます。

対象

  • 学校、保育所・幼稚園(保護者対象でも可)、地域の集会、民間企業など特に問いません。

講話に係る費用

  • 無料

留意事項

  • 準備のため、講演予定日の1カ月前にはご連絡をお願いします。 ・講演には、プロジェクター及びスクリーンを使用します。 ※こちらで両方とも準備は可能です。

依頼方法

  • 下記の依頼書に必要事項を明記の上、市役所5階 防災危機管理室(24番窓口)までお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

志摩市役所 危機管理統括監 防災危機管理室
〒517-0592 三重県志摩市阿児町鵜方3098番地22
電話番号:0599-44-0203
ファクス:0599-44-5252
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